まずは、ストレージという言葉の意味から抑えておきましょう。
デバイスなどのデータ保管庫の事をストレージと言います。
HDDもストレージの一種になります。
ご自身が使っているパソコンやスマートフォンでアプリケーションを動作させていて、写真などのデータをどれだけ保管できるか?というのはストレージの容量によります。
コップの容量(ストレージ)まで水が入るという例えがわかりやすいかとおもいます。
パソコンやスマートフォン内蔵ストレージがいっぱいになってしまうとデバイスの操作が遅くなる、起動しなくなるなどの様々な障害の発生に繋がります。
HDDを乗り換えを検討する(内蔵または外付け)
HDDは、内臓HDDと外付けHDDに分類されます。
内蔵型のHDDの寿命について
一般的に言われているのは、内蔵型HDDの平均寿命はおおよそ4年程度であると言われています。
統計がある訳ではありませんが、使っている感覚だとか、他のユーザ様からの話を元にしております。
HDDはディスクを回転させて、保管しているデータを読んで書き込みをする仕組みになっておりますので、経年劣化等で、ディスクの表面が磨り減ってしまった回転しなくなるのはよくある事です。
強制終了をすると、まだHDDは動いていますので、車のエンジンを止めるのと同一であります。ついては壊れやすくなってしまいます。
外付けHDDの寿命について
外付けのHDDの寿命は、おおよそ2年半から3年半程度といわれています。
外付けHDDの保管場所に起因する事もあります。
内臓HDD以上に、気温・湿度の影響を大きく受けてしまいます。
つきましては、内臓HDDよりも寿命が短いのが一般的です。
上記をベースにして考えますと、外付けHDDのストレージ容量を増やすタイミングは1年程度と考えておくといいでしょう。
1年経ったからといって、増設する必要は決してありません。
増設するタイミング(容量)について
HDDの残量を確認してみましょう。
残りの許容できるデータ容量として全体の20%以下であれば、増設する事を考えるといいでしょう。
闇雲に増やすよりも、計画的に必然性がある場合のみで構いません。
増やしておけば、バックアップ先として利用する事も可能ですし、PCの利便性は高まります。
マメ知識としての意見ですが、内臓・外付けHDDが、1年の間で最も壊れやすい月があります。 それは6月から7月です。梅雨時期から梅雨明けが一番壊れやすいです。 |
HDD・SSDを換装するメリットについて
SSDはストレージの一種で、Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略になります。
HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きしますが、SSDはUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをします。
SSDのメリット
HDDと比較した上でのSSDのメリットは下記になります。
衝撃による故障リスクが低く、読み書きの速度が非常に速い。 動作音が静かで、サイズが小さい。 |
ドライブ自体の性能が非常に良くなるので、使う側のイライラが少ない。そして、PCのパフォーマンスを発揮しやすくなる。
SSDのデメリット
HDDと比較した上でのSSDのデメリットは下記になります。
最大容量が少なく、大容量のSSDは値段が高い。
HDDの障害が発生して使えなくなってしまう前に、換装する(乗り換える)事も考えてみましょう。
無論、HDD→HDD、HDD→SSDへ換装したとしても、性能は改善する事と思います。
と言いますのもパソコンに限った事ではありませんが、ハードウェアは経年劣化での故障も良くあります。
換装する事でディスクの性能が換装前よりも良くなりますし、データの読み書きの速度も速くなります。
一概に申し上げる事は出来ませんが、PCの速度が遅くなってしまうと買い替える方々が多いです。
クラウドストレージが便利
ストレージをクラウドで持つということは、コップをわざわざ買いに行く必要がないということです。
この絵のように、「雲」にデータを蓄積するイメージなので、雲の大きさはある程度柔軟に変更することができます。
(容量に応じて課金額が異なる)
HDDやSDカードのようなものでデータを保管すると、その物自体がないとデータが取り出せません。
クラウドストレージであると、アクセスさえしてしまえば、その他デバイスからもデータにアクセスすることができますので、乗り換えや増設も簡単にできてしまいます。
ぜひ、一度使ってみて、ストレージの乗り換えを検証してみましょう!
クラウドストレージを無料体験できます
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